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多少不味くても居心地の良いお店が良い

2026年4月22日


3年ぶりに受けた人間ドックの結果、緑内障の疑いありとのことで精密検査を受けてきた。

近眼のため、子供の時から眼科によく行っていったので、眼圧の検査も慣れてるし、(私のあとに検査していたおばあちゃんは身体が動いちゃってちゃんと検査できなかったため、あたまを押さえつける看護士さんを1人つけられていた)

視力検査のメガネの構造とかも触れるんじゃないってくらいしょっちゅう見てるんだけど、久しぶりに知らない機械での検査をした。


オクトパスと書いてあったけどタコの要素はなく、小さい白いドームような形。小物を撮影する用の小さい白いスタジオみたいだった。この中に顔を突っ込こんで検査を受けるらしい。


検査が始まる前、看護士さんからチュートリアルのような説明を受けた。


・緑色の四つの点の真ん中だけをみること。

・今見えている視野の中のいろんな場所に光がうつるのでそれが見えたら手元のボタンを押すこと。

・光と一緒に音が鳴るけど、音だけが鳴る時間も「かなり」ある(ここを強調していた)騙されないように、


とのこと。個人的には最後の注意がかなりゲームの前説っぽかった。

というか、今後長く生きたら初めてする検査がたくさんあると思うんだけど、歳を取っていったらルールを理解するのがどんどん難しくなるんじゃないか…?

耳鼻科にもよくいくので聞こえの検査も慣れてるんだけど、あれも初めての時は戸惑ったし…。老後がすでに不安になりつつあるけど、とりあえず一回目、左目から。


最初、見える光というのがどんなかわからなくてドキドキしたけど、色のない白い小さい光だった。

音だけの時間もかなりあると言ってはいたけどそれにしてもずいぶん長いような気もして、どうしても不安になった。

テストは片目だけで5分、2分半になった時にあと半分です。と教えてくれる。思ったより長い。

そう言う検査じゃないと思っていても、できるだけ当てたい。と思ってしまう。


小学生のとき学校の視力検査で、ぜんぜん見えてないのに勘で答えていたら全部当ててしまって、先生をぬか喜びさせてしまったことがある。

私が当てるたびに、え!?視力回復したの!?と喜んでいた若い女性の先生の姿が忘れられない。

結局後日、本当は見えてませんでした…と言って受け直したんだけど、私はその場に順応しようとして、わかるふりをしてしまうところがある。

もう大人なので検査においてそれをすることに意味がないと知ってるし、ちゃんと受けなきゃなとは思っているものの、ついつい見えているフリをしそうになる。というか、ふりをしているのかしていないのか、自分でもわからなくなってくる。


左目が終わった時に、ゲームの採点結果のように「目が少し光を探してしまっていたので、気をつけてください」と言われた。

それにしてもどういう仕組みで私の目の動きがわかるんだろう。


右目をやる頃には少しだけ慣れていたので、終わったあと、「今回はちゃんと上手にできてました!」と褒めてもらえて嬉しかった。


検査の結果、自覚はなかったけど少しだけ反応の遅い部分が左右ともにあるらしく、左の方が少し強いとのこと。

緑内障というのは見えていない視野を、もう片目や脳が勝手に補完するらしいけど、改めて不思議な話だ。

人間ドック受けると毎回思うけど、自分の全く感知していないところになにか異常があって、1番近くにいる自分がそれを感知できないことが面白いなと思う。機械を通さないとわからないなんてな〜。

歯ですらそうだもんな…

©2023 amemiya satsuki

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